本日、札幌販売士協会主催の販売・流通セミナーの
「心に残るブランド作り」が開催されました。
講師は、札幌販売士協会・顧問であるあすなろ経営企画の細田行洋先生です。
ご自身が支援されてきた小規模事業者での数多くの事例を基に、
ブランド作りについてご紹介いただきました。
ブランドづくりで大切なポイントとして
「見たときにパッとイメージができるかどうか」
ということを力説されていました。
AIDAモデルの、最初の部分である
「ATTENTION(アテンション)」の段階で手に持ってもらう、
イメージを掴んでもらうかがブランド作りに非常に重要。
ネーミングやパッケージで、どのような商品かが
わからなければ意味がない、伝わらない。
その結果として、価格を下げてしまう、
悪循環についてご紹介いただきました。
北海道内の様々な企業様の事例をご紹介いただきましたが、
名水乙部ボトラーズ様の「Gaivota(ガイヴォータ)」は
実物をお持ちいただき、ブランド作成の物語をお聞かせいただきました。
パッケージデザインが決まった理由、容器を選定した理由など
ブランド作りまでの紆余曲折は、ここでしかきけない大変貴重なお話でした。
また、ブランド作りを行った後の
「商標の先行調査」「商標の先行調査」「知財総合支援窓口の活用」の
重要性についても、マナイ化粧品様の事例をご紹介いただきました。
<心に残るブランドとは>
1,明確なコンセプトがあり、消費者の心の中に明快なイメージが湧く。
2,ネーミングやデザイン力などによって、消費者の感性に訴えている。
そして、『ブランドとは、顧客の心の中に存在する、品質を超えた
ポジティブなイメージである!』という言葉が大変胸に響きました。
細田先生、ご講演いただきましてありがとうございました!
※本セミナーでご紹介いただいた企業様・商品
株式会社 命水乙部ボトラーズ様
「Gaivota」(ミネラルウォーター)
( http://www.meisui-otobe.jp/gaivota.html )
有限会社 相互開発
「せせらぎサフォーク」(国産羊肉)
( Twitter @teshiosuffolk )
株式会社 マナイ化粧品
「マナイ・ベーシック、マナイ・ルマタン」
( https://www.manai-cosmetics.co.jp/ )